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【資料】フッ素樹脂の種類と特性

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【資料】フッ素樹脂の種類と特性

特長

フッ素樹脂は幅広い分野で活躍しています。

 

フッ素樹脂は原料の製造メーカーごとにさまざまな商標で呼ばれていますが、

化学的にはフッ素を含む樹脂をさし、PTFE、PFA、FEP、ETFEといったものが代表的で、

一般的に米国ケマーズ社の商標である「テフロン®」という呼び名で知られています。

 

■ フッ素樹脂の種類について

 

1. PTFE-ポリテトラフルオロエチレン(四ふっ化エチレン樹脂)

  特性:耐熱性、耐薬品性、電気特性(高周波特性)、非粘着性、自己潤滑性

2. PFA-テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体

  (四ふっ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)

  特性:PTFEに匹敵する特性をもち、かつ複雑な形状でも熱溶融成形が出来る。

3. FEP-テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体

  (四ふっ化エチレン・6ふっ化プロピレン共重合樹脂)

  特性:PTFEに比べ若干、耐熱性に劣るが他の特性は同等である。熱溶融成形が可能。

4. ETFE-テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体

  (四ふっ化エチレン・エチレン共重合樹脂)

  特性:カットスルー抵抗などの機械的強度、電気絶縁性耐放射性(加工性もよい)。

5. PCTFE-ポリクロロトリフルオロエチレン(三ふっ化塩化エチレン樹脂)

  特性:機械的強度、光学的性質にすぐれ極低温における寸法安定、耐衝撃性をもつ。

6. ECTFE-クロロトリフルオロエチレン-エチレン共重合体

  (三ふっ化塩化エチレン・エチレン共重合樹脂)

  特性:機械的強度、溶融加工性にすぐれている

7. PVDF-ポリビニリデンフルオライド

  (ふっ化ビニリデン樹脂)

  特性:機械的強度が大きく、耐摩耗性に優れる。

8. PVF-ポリビニルフルオライド(ふっ化ビニル樹脂)

  特性:機械的強度にもすぐれ、耐候性にも良い。

 

より詳細な用途などにつきましては、1枚目のPDFよりご確認ください。

 

 

■ フッ素樹脂の特性について

 

耐候性:フッ素樹脂はフッ素と炭素の結合が強く紫外線によって劣化することはありません。

    この性質を利用し、フッ素の含有量の比較的小さいPVdFや、

    溶剤溶解性フッ素塗料が屋外塗料として広く用いられています。

電気特性:電気抵抗率が高く電流をさえぎるため、電気絶縁体として活躍します。

     ほかの樹脂に比べたら耐アーク性に優れ、さまざまな電気的な環境において安定しています。

非粘着性・撥水性:水や油をはじき、粘着性のあるもので付着しにくく、付着しても離れやすい傾向があります。   

         テフロン®コーティングのフライパンなどでよく知られています。

耐熱性:樹脂のなかでは驚異的な耐熱性を誇り、260℃という高温下でも使用できます。

    また低温にも強く、-240℃に耐えます。他の樹脂が難しいとされる温度環境で活躍します。

低摩擦特性:摩擦係数が低いため、コーティング塗料などに用いられ、基材にすべりの良さを与えます。

      おもに機械や部品の潤滑性を高め、スムーズな可動を促すのに利用されます。

耐薬品性:酸やアルカリなどの化学薬品に侵されたり、変質したりすることがほとんどありません。

     化学プラントや貯蔵タンクといった耐食性を必要とする設備に大きな効果をあげます。